「吉村春香のブログ」 本人へのインタビュー
本日はよろしくお願いします。まず簡単に自己紹介をお願いします。
吉村春香です。2000年生まれです。出身は山梨で1年間南フランスに留学していました。今は京都の大学に通っています。趣味は卓球です。
(卓球なんか好きだったのか...)ありがとうございます!では早速本題に入らせて頂きます。去年から何度かブログを書いていましたね。始めたきっかけを教えてください。
うーん。私は自分の考えなどが評価される公募推薦で大学の入試を受けようと思ったんですけど、 その時に私は自分の考えを理解する時に、一度人に話したり書いたりしないと理解できないという癖がありました。それでブログを始めようと思いました。 私の好きなαツイッタラー(大きな発言力を持っているTwitterユーザーのこと)がはてなブログで記事を書いていて それを参考にしました。最初は女子力というテーマで思うことを一度書いたんですよ。
反響はありましたか?
いや、その記事は結局ほとんど読まれなくて。その次のがバズりました(短期間で大きな話題を呼ぶこと)
じゃあ最初は誰かに読んでもらうというよりも、自分のためにブログを書いていたんですね。
そうですね、結構私って考えないで人と話していたりするので。そういう時に、自分ってこうなんだなと理解するために文字に起こしました。
なるほど。では次の質問です。先程おっしゃった通り二回目のブログ「デートでイオンモールに行くのは、もう終わりにしよう 」がかなり話題になりましたが、それについて感じたことはありますか?
うーん、そもそも話題になったこと自体が驚きですね。よくあるじゃないですか。「これがこんな風になるなんて思ってなかったです」みたいな。あれが自分にも起きたんだなと。あとは内容そのものよりも、どのくらいこの記事が読まれたか気になりました。例えば何回リツイートされた、何人がいいねした、何人が読んだとか。その数がすごいなと。
急激に広まっていきましたよね。
そうですね、それがきっかけで地元のフェスに呼んでもらえたり、youtubeのストリーミング番組に呼んでもらったりしました。
サクセスストーリーですね。では次の質問です。ブログを書き始めて自分自身に変化はありましたか?
自信に繋がりましたね。 自分の考えに共感してくれる人がこれだけいるんだと感じました。あとはこのブログを書いたおかげで友達になれた子もいました。
ソウくん?
そうそう、一番最初に彼がブログにコメントしてくれて。彼とは今も継続して友達です。
いい出会いでしたね。
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次の質問です。これちょっと僕も気になる話なんですが、匿名で批判をしてくるいわゆる”アンチ”みたいな人もいましたね。
あーいましたね。なんか、若寿司(山梨の寿司チェーン店)の ことを記事を書いたら、「確かに安くて美味しいけど、大人はゴキブリを見ています。衛生面とかでいったらオギノやコープの方がいいです」ってコメントがあって。
おお...
結構考えさせられるモノがありましたね。大人は見えたら子供は見えないのかと笑
妖精みたいですね
ほんとですね笑
あと、「(甲府までの)足がねーんだよしね」なんてコメントもありましたね。 あれについてはどう対処しましたか?返信したりとか。
特に何もしなかったですね。
ええ、トラウマにはならなかった?
最初はムッとしたけど、ならなかったですね、若寿司のことに関しては好き勝手言ってんなって思いました。どの基準で言っているんだろうと。 足がないことに関してはまぁそういう人もいるんだねみたいな感じでした。それに対してゴメンとも思いませんし。
そうでしたか。もう2つ聞かせてください 今はブログを書いてないみたいですが、それに何か理由はありますか? 最後の更新は2019年の10月ですが。
一度自分か経験したことのないような注目のされ方をして以来、トピックに一貫性を持たせたり、実際に現場へ足を運んだりしてブログを書いてました。その後京都へ引っ越したので、山梨という場所の一貫性を持たせて記事を書くことが難しくなりました。
ふむふむ
そうすると、あんまり気合が入らなくて。 あとは自分の思いを不特定多数の見られたくないという気持ちが今は強いですね。
そうなんですね。意外でした。
だから次挑戦するなら、どこかのメディアにインターンして記事を書く方が興味があります。
まだこれから記事を書く可能性もあるということですか?
全然ありますね。急に書き始めるかもしれません。
よかった!楽しみにしています。では最後の質問です。 今、山梨の高校生に伝えたいことは何ですか?
うーん、なんだかみんな都会に対して過度な期待を抱いてるんじゃない?と思うことはありますね。
というと?
小さい頃から田舎に住んでいる私たちは 思春期の間にメディアが発信する様々な都会的な描写に憧れを抱くと思います。 私も分かりますが、それにより過ぎて、反対にある田舎生まれ、田舎育ち、田舎住みに対しネガティブな気持ちが強すぎるんじゃないかと思います。
どんな時に感じますか?
以前、大学の新歓に行った時の話なんですが、大きい大学なのでみんなの出身の話になるんですよ。それで京都のとある子が出身を聞かれたら「いや聞かないでください」「恥ずかしいんで」みたいな感じに答えてて。
京都の大学なのに?
そう。その子にも考えがあるとは思うんですけど、そこまで言っちゃう?と思いました。
強いコンプレックスなんでしょうね。
だから、周りのことを気にせず自分が故郷に対してどのような気持ちを持っているのかと素直に考えられるといいなと思いますね。
これからの課題ですね。 質問は以上です。本日はインタビューに協力して頂きありがとうございました!残りの大学生活も頑張ってください!
はーい!ありがとうございました。
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